発達凸凹夫婦の日常

発達障害(ADHD)当事者夫婦・Kenちゃん&Tomoちゃんの日常とか思うこととか。イベントやったりお茶会やったりもしてます。

 バリバラ・生放送、ご視聴ありがとうございました!

 バリバラ【生放送】障害者はテレビを救う
ご視聴ありがとうございました!

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7月26日、某24時間番組の裏で繰り広げられていた
NHK Eテレ「バリバラ」恒例の生放送、
ご視聴いただきまして大変ありがとうございました!
私たちにとって「バリバラ」は憧れの番組で、中継という形で有りながら出演できたことが本当に嬉しかったです
今回はちょっとした裏話も含めたお話を書こうと思います。

きっかけは、自分の何気ない疑問を番組へ投稿したこと。

「バリバラ」の公式HPではみんなのメッセージのページでご意見の投稿を募集しています。
私たちが前回『ココがズレてる健常者2』に出演した時も、きっかけは番組への投稿でした。
「バリバラ」は、「みんなのためのバリアフリーバラエティ」という名前を冠する位ですから、皆で作る番組というコンセプトが大きいように感じます。
だからこそ色んな人の意見を取り入れる事で、当事者の生の声が反映されやすい番組に仕上がっている気がしますね。
(こういったスタンスから既に、某24時間番組との決定的な違いを感じます。)
以前、「バリバラ」ではテレビに関するバリアフリーの特集をしていて、その時に自分が「聞こえるけれど字幕が必要なんです」という事を思い切って投稿してみました。
もし、他に同じような当事者さんが居たら嬉しいなと思っていたりもしていましたよ。

自分に字幕が必要だと気づくまでのこと。

私(Tomoちゃん)自身について話すと、元々テレビを字幕付きで見ていたわけでは有りませんでした。
しかし、6年ほど前に何気なく字幕を付けてテレビを見てみたらメチャクチャ見やすいという発見をしました。
その頃は自分の聴覚過敏にも気づけていなくて、「音に関する煩わしさは全部、実家と元旦那とのPTSDから来るもんだ」と信じ込んでいたものです。
(例えば、街中での子供の泣き声がしんどく感じると、同時にフラッシュバックも起きる事が有ったので、聴覚過敏だと切り離して考えられるようになるには当分時間がかかった。)
「聞こえるのに字幕を付けてテレビを見るというのはおかしいのかな?」という疑問を片隅に持ちつつも、この時からテレビを見る時は字幕を付けて見るようになりました。
Kenちゃんと一緒に生活するようになって、彼もADHDの診断が出てからは、お互いがお互いの病状を理解するために本を読んだり発達障害についての番組を観たりして理解を深めていったのですが、そこで初めて聴覚過敏の存在を知りました。
そして、私の音に関する不快感も聴覚過敏から来るものだというのが解って、気持ちが楽になった事を覚えています。
相変わらず字幕を付けながらテレビを見ている自分自身への疑問は有りましたが、「特性に対する対策だから、これは必要な事なんだ」と割り切って考えるようになり、以来今日まで字幕を付けてテレビを見ています。
同じようにテレビを見ている当事者さんに出会ったことが無かったので、これは自分達だけなのかな?と思っていました。

深夜アニメに字幕が無い問題。

よく見る番組はスーパーヒーロータイム(ライダー&戦隊)やアニメ、池上彰さんのニュース解説などですが、アニメに関してはCSでの再放送を見る事も有ったりします。
(最近は「銀魂」の再放送をよく見てるけど、字幕付きなのが嬉しいね。)
見るものが決まっていれば、すべて録画しています。
深夜アニメも、伏線だらけな作品でなければ夫婦一緒に見ます。
Show By Rock!!」や「サンリオ男子」はサンリオファンなので勿論見ていました。
(ピューロランドがアニメに登場した時には超感激したわぁ。)
最近放送されているアニメは、「はたらく細胞」のように面白くて為になる物も有るので良いですね。
そんな感じで、深夜アニメで好きな作品割と多いです。
・・・が、しかし。
これらの作品には悲しい事に、放送では字幕が無かったんです(T。T)
なので、セリフが聞き取れない箇所があると「え、今何て言った?」と巻き戻して見直すという事を毎回繰り返しています。
よくよく考えてみたら、子供の時から既にそれをやっていたことを今回の件でふと思い出しましたよ。
対してKenちゃんはというと、耳からの情報に対して短期記憶が弱いという特性のため、同音異義語(「汚職事件」と「お食事券」、「訪朝」と「包丁」みたいな)を聞くと「ん?何?」という事が普段から割とあります。
仕事の時など集中して聴けるときは問題ないのですが、疲れてくると頻発しやすいです。
テレビを見る時=一日が終わってリラックスタイムなので、リラックスして観たいのが切実な想いです。

採用されてから当日を迎えて収録終了までレポ。

とても和気あいあいとした事前取材

7月中旬ごろに、「投稿したご意見に関して状況やお考えを直接お会いして聞いてみたい」というメールをディレクターさんから戴き、ものすごくビックリしました。
しかも、大阪からわざわざ神奈川まで訪ねて来て下さるなんて恐縮で…。
(「バリバラ」はNHK大阪放送局で制作されています。)
その日は私とKenちゃんは都内で用事が有ったので、お話しは夕方からという事になりました。
本題のお話しは勿論のこと、それ以外の私とKenちゃんの普段の凸凹具合や生活上の工夫などをお話ししていました。
ディレクターさんがメモを取りながら色々な事を興味津々に聞いてきて下さるので、とても楽しく有意義な時間になりました。

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こうして聞いてくださる人が居るという事は本当に有難いことです。
気が付けば3時間もお話ししており、笑いの絶えない深い時間でした。

出演が決まった時は色んな意味でびっくり。

その後、出演に関する連絡をメールで頂いたのですが、既に8月頭の事でした。
夢であった「バリバラ」に中継と言う形でも出演できるという事自体もびっくりでしたし、放送自体が月末なのにそんな短い期間で色々どうにか出来ちゃうものなの?という驚きもありました。
自分の何気ない投稿がこんなに発展するんだ…となんだかこそばゆい感じも。
そこからメールや電話などで色々打ち合わせをしていって、Skypeを使っての中継という事で「今の時代はそうなんだねー」「仕事以外でSkype使うの初めてだわー」なんて事をKenちゃんと私はお話ししてたり。
お盆休みの期間も、パワースポット巡りをしていた時は今回の件とその後の事も含めてご祈願していましたね~。
やっぱりどこかに不安が有ったんですよ。自分の何気ない疑問や考えが「自分だけの単なる気のせい」とかだったりしてたらどうしようとか。
今まで、根拠が少ないものに関してはそれを他者に言えずにずっと来たし、感覚的な物ほどそうなりやすいし。
今思えば、今回の事は「昔からの言葉にできない違和感に対する不安」を乗り越えるタイミングだったのかもしれません。

当日は意見を出し合って準備を進め、そして迎えた本番。

お昼にNHK東京放送局の方から担当の方がやってきて、機器のセッティングをしたり、放送のざっくりした段取りを聞いたりして準備を進めました。
とは言え、Skypeの準備やインターネット関連は私もKenちゃんも大得意ですので、あっさり終わってしまいましたが・・・
問題は、放送時にお話しする事の内容整理とカンペ作成。
持ち時間40秒で私とKenちゃんのエピソードを簡潔に解りやすくお話しするにはどう整理しようか?という事になり、担当さんと3人で「こうしたら伝わりやすい」「これ入れたらオーバーしそう」などディスカッションしていました。
その途中で手話通訳の担当の方がやってきたので、整理した内容を手話にしてもらいながら内容整理。
流石に何も見ない状態では言葉が出てこなくなる恐れがあったので、大まかなカンペをその場でパソコンで印刷して用意したのでした。
KenちゃんはLD(学習障害)の傾向が有り、特に行間が詰まっていたり漢字が続いていたりすると読み間違いが発生するので、カンペはそれを考慮した仕様に作って、担当さんに指し棒で指してもらって目線を追いやすいように工夫もしました。

リハーサルの音声チェックでは、司会のシュウさんが「二人とも~愛し合ってるかーい!」という言葉をかけてくれて、緊張が吹き飛んだし、憧れの番組に関われている実感も湧いてきて本当に嬉しかったです。
そして、自分達の話す内容も「ものすごくバッチリ!」というディレクターさんの言葉も戴けたので、満を持して本番に臨めました。

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本番中は皆様ご覧の通りで、一視聴者としても楽しみながら本番に臨んでいました。
手話と字幕の違いも「なるほどな~」とものすごく為になったし、あそどっぐさんのコントは、特に焦りっぷりがおもしろかった。
LINE風の字幕も今の時代ならではの工夫で驚き。
そして、「手話のお兄さん」登場は観ていて気持ちよかった。
最後の歌の歌詞と楽譜は「そうか、その手が有ったか!」と納得。
そんなこんなであっという間に30分が過ぎましたね~。

皆さんのご感想、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!

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収録が終わって、ホッとしながらも撤収へ。
そこで記念品としてバリバラのロゴ入りボールペンを頂けました。
たかがと思われるかもですが、大好きな番組に出られた私たちにとっては家宝です。
担当さんや手話通訳の方にお礼を述べつつ、ドタバタのひとときは終了しました。

一通り落ち着いてから、皆さんのTwitterやFacebookの投稿も見てみたのですが、「字幕付けながらテレビ見ている」「自分も音が聞き取れない」といった投稿を見て、同志がいる事にびっくりしたのと嬉しい想いでいっぱいになりました。
単なる気のせいでは無かったことにも安心感と自信が湧きました。
そして、「聞こえるけれど字幕が必要と言う事、いろんな理由がある事を初めて知った」という人も居たりしたのも夫婦で出演して良かったなと思いました。

自分達の何気ない事が、こうして誰かの・何かのきっかけになった事そのものが本当に嬉しくて、こちらこそ皆さんから自信を貰ったような気がします。
観てくださって、応援してくださって、本当にありがとうございました。
これからも、色んな活動をして行きますので、今後もよろしくお願いいたします(^^)

Kenちゃん&Tomoちゃんからお知らせ

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